ortofon JAPAN CO,LTD.

アナログオーディオ大全

2022.05.09
DJ
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DJカートリッジの針先(スタイラス)交換について

このページでは、DJカートリッジの針先(スタイラス)交換について弊社公式YouTube動画も交えてご説明します。

基礎的な内容の解説ページもございますので、先に「カートリッジについて Vol.1 基礎編」および「カートリッジについて Vol.17 DJカートリッジ編Ⅰ」のお目通しをお勧めします。

Ⅰ.DJカートリッジの構造について

DJカートリッジの基本構造は、音楽再生専用に設計されたカートリッジをベースとしています。そしてオルトフォンのDJカートリッジは全てMM=Moving Magnet(ムービング・マグネット)型の構造を採用しており、ミキサーやフォノアンプなどのPHONO(フォノ)入力に接続することで再生が可能です。

Concorde MkⅡ Mixの内部構造

上の図は、オルトフォンのDJカートリッジであるConcorde MkⅡ Mixの内部構造を示したものです。

①は音溝から音声信号を振動として読み取るスタイラスチップ

②はそれを伝達するカンチレバー

③は振動を電気信号に変換するマグネット(磁石)

で、この部分は消耗したり破損するなどした際に交換できるよう、交換針(オルトフォンでの呼称はStylus、スタイラス)というアッセンブリー・ユニットとして脱着することができるようになっています。この脱着・交換作業を便宜的に針先(スタイラス)交換と呼びますが、これはユーザー様のお手元で行うことが可能です。

Concorde MkⅡ Digitalの交換針(スタイラス)、Stylus MkⅡ Digital


Ⅱ.針先(スタイラス)交換時の注意点

DJカートリッジは(オルトフォンの場合、全て)MM型カートリッジにつき針先(交換針/スタイラス)をご自身で交換することが可能です。

針先交換に際しては、カートリッジをご購入された販売店様やお近くのDJ機器を販売している楽器店様、もしくは弊社公式オンラインショップなどでお買い求めの上、後述の公式YouTube動画を参考にしてスタイラス交換を行ってください。

そしてスタイラス交換を行う際は、ヘッドシェル脱着が可能な場合は一旦トーンアームからヘッドシェルを外した上で作業を行うことを推奨します。シェル一体型のトーンアームの場合は、アームに過大な力をかけて破損させることが無いよう慎重に作業を行ってください。そして、ヘッドシェルやスタイラスの脱着を行う際は、必ずアンプの電源を切るかボリュームを絞りましょう。脱着時にはショックノイズが発生するため、ボリュームが上がった状態で行うとノイズでアンプやスピーカーを破損させる可能性があります。

またオルトフォンのDJカートリッジのスタイラス交換方法は概ね共通ですが、一部で仕様が異なるためConcorde MkⅡ、旧Concorde、OMシリーズの3種類に分けて以下に説明します。なお、DJカートリッジ本体とスタイラスは常に純正同士の組み合わせで使用することを前提としています。


Ⅲ.Concorde MkⅡシリーズのスタイラス交換方法

上の動画はConcorde MkⅡシリーズのスタイラス交換手順を解説しています。旧Concordeからのアップグレードにより、MkⅡシリーズのスタイラス装着部分には脱落防止用のロック機構が装備されました。

そのため、Concorde MkⅡシリーズのスタイラスは、次項で述べる旧ConcordeやOMシリーズとの間に互換性がありません。


Ⅳ.旧Concordeシリーズのスタイラス交換方法

上の動画は旧Concordeシリーズのスタイラス交換手順を解説しています。先に述べた通り、現行のConcorde MkⅡシリーズと旧Concordeシリーズのスタイラスには互換性がありません。

また旧Concordeシリーズのスタイラスのうち、現在も生産・取扱が行われている製品のラインナップは弊社公式オンラインショップよりご確認ください。


Ⅴ.OMシリーズのスタイラス交換方法

上の動画ではOMシリーズのスタイラス交換手順を解説しています。本シリーズと旧Concordeシリーズのうち、型番の末尾が同じもの(例:Concorde Pro SとOM Pro S)は本体形状が異なる以外、内部構造は共通です。そのため、スタイラスも旧ConcordeとOMでは共通となっています。


最後に、オルトフォン製品に関する内容で本項についてのご質問をご希望の場合は弊社お問い合わせフォームよりご質問下さい。担当者より折り返しご連絡させて頂きます。

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