ortofon JAPAN CO,LTD.

HISTORY

A fine-mechanical powerhouse

北欧デンマークに本社を構えるオルトフォンは1918年創立の「エレクトリカル・フォノフィルム・カンパニー」を始祖とし、1940年頃までは当時最先端であった業務用の音響機器を製造しておりました。1946年には自社最初となるアナログレコード用機器を開発。さらに1980年代のマテリアルや製品加工にかかわる主要技術の急速な進歩に伴い、製品開発のレベルをさらに向上させています。
オルトフォンは自らの保有する技術を絶え間なく発展させ、多くの魅力的な製品を創造してきました。またアナログカートリッジのみならず、B to B(企業間取引)向けの医療機器用製品も世界的に高い評価を頂いております。

1910〜1959

1918.10.09
  • アクセル・ピーターセン(1887-1971)とアーノルド・ポールセン(1889-1952)が、世界初の映画用トーキー・システムの開発を目指してエレクトリカル・フォノフィルム・カンパニーを設立。
1923.12.12
  • コペンハーゲンのパレス・シアターにおいて、屋内録音された最初のトーキー・フィルムが公開される。
1924.3
  • 世界初の屋外録音トーキー・フィルムが製作される。
1938-1944
  • この間、マイクロフォン、オシロスコープ、光学機器などを開発。
1946
  • オルトフォン最初のモノラルカッターヘッドを開発。カッティング周波数帯域の上限を5kHzから14kHzまで伸ばした画期的な製品であった。また、社名を「フォノフィルム・インダストリーA/S」に変更。
1948
  • 自社設計のカッターヘッドに合った、高性能なモノラルMCカートリッジを世界で最初に設計。
1951
  • 「フォノフィルム・インダストリーA/S」傘下の企業として「Ortofon A/S」を設立。「Ortofon」はギリシア語の "orto"(正統な)と "fon"(音)を合わせた造語。
1953
  • オルトフォン初のトーンアーム、A212を製造。
1957
  • 録音方式がモノラルからステレオへ移行するにあたり、ステレオ用カッターヘッドを開発。
1957-1959
  • 後に伝説となるステレオカートリッジ、SPUを開発。SPUの意は「Stereo Pick Up」の頭文字より。1959年に放送局などの業務用途として発売され、デンマーク国営放送やスウェーデン国営放送、ドイツ・グラモフォンなどで使用された。A・Gの2種類のシェルに納められている。
A.ピーターセンと
A.ポールセン
SPU Mono A

1960〜1979 トップへ戻る

1960
  • 真空管式ステレオアンプのType 601(出力15W×2)を発売、市場にて人気を博す。
1960年代半ば
  • SPUの構造を踏襲しつつ、軽量化とトラッキング・アングルの変更を行ったS-15シリーズを設計。
1969
  • VMS(Variable Magnetic Shunt)方式で設計されたカートリッジ、M-15を発表。
1970
  • 生産部門・設備をデンマーク南部ナクスコウの新工場に移転させる。
1976
  • AS-212トーンアーム、MCカートリッジ用のヘッドアンプMCA-76を発表。
1979
  • Concorde30、Concorde20、MC20MkII、LM 30(H)、LM 20(H)、SME 30Hを発表。また、カートリッジ・ヘッドシェル一体型の「Concorde」がデンマーク工業デザイン賞を受賞。
MCA 76
pre-amplifier

1980〜 トップへ戻る

1980
  • オーディオ製造業向けの高度な測定機器部門を設立。VMS10EMkⅡ、VMS 30MkⅡ、Concorde STDを発表。
1981
  • 軽質量タイプのVMSカートリッジ、LM10およびLM15を発表。非常に高いコンプライアンスをもち、また本体の重量は2.5g。
  • SMG/SKG 212MkⅡトーンアームを発表。
  • 特別版SPUのSPU Gold GE、AE、T-30トランスを発表。
1982
  • MC 2000カートリッジとT2000 MC昇圧トランスを発表。MC10Super、MC100およびMC 200Universal、TMC200およびTM20Hを発表。

創業65周年を迎えて

1983
  • ニューヨーク州プレインビューに米国子会社のOrtofon Inc.を設立。オーディオ機器生産現場用の測定器P400を発表。
1984
  • 新分野となる、プロフェッショナルDJ向けにConcorde Pro/OM Proを発表。OMP 10、20、30およびMCP 100 Superを含むOMPシリーズを発表。
1985
  • MC 20 Superを発表。
1986
  • オルトフォンのB to B部門としてScan Microを設立。ダイヤモンド・スタイラスチップの製造を開始。
  • MC 30 Super、X1-MC、X3-MCを発表。
1987
  • 東京に子会社のOrtofon Japan Co.,Ltd.設立。
  • SPU Classic G/GE、SPU Classic A/AE、MC 3000用トランスT-3000を発表。

創業70周年

1988
  • MC 70 Anniversaryカートリッジを発表。
  • 業務用パワーアンプ PPA 600、MC 30 SuperⅡ、MC 20 SuperⅡ、MC 10 SuperⅡ、HMC 20、HMC 10を発表。
1989
  • SPU Reference G/A、SPU Mono G/A、HMC 30、T20 MkⅡ、RMG-309 Limited、RMG-212 Limited、MC 3000 MkⅡなど多くの新製品を発表。
  • スタイリッシュなデザインかつ高音質で、レコードの頭出しも容易にできるクラブミュージック仕様のカートリッジ、Night Clubシリーズを発表。
SPU Gold
Concorde Pro and OM Pro

1990〜 トップへ戻る

1990
  • 世界初の、99,99999%(7N)の超高純度銅を用いたオーディオケーブルを発表。
1992
  • SPU Meister GE/AE発売。Mr.SPUと呼ばれ開発チームの一人でもあったロバート・グッドマンセン氏の在職50周年と、氏がデンマーク女王マルグレーテ2世より文化功労章を授与されたことを記念して開発された。
1993
  • オルトフォンの創立75周年を記念し、フラッグシップモデルのMC 7500を発表。
1995
  • オルトフォンA/Sの最高経営責任者として長年にわたって活躍したエリック・ローマン氏に敬意を表し、MC Rohmannカートリッジを発表。
1996
  • SPU Meister Silver GE/AEを発売、発電コイルに6N純銀線を用いたロバート・グッドマンセン氏の傑作。また、1948年に設計されたType-CをベースとしたCG/CA25 Di、CG/CA65 Diが復刻発売される。
1997
  • この年、デンマーク国内で成長著しい企業のひとつとしてオルトフォンが表彰される。

創業80周年へ

1998
  • 創業80周年を祝し、SPU Royal G/A/NとMC Jubileeが発売される。
1999
  • DJ向けカートリッジ、Concorde Scratch/OM Scratchを発売。またニューヨークで開催されたDMC DJ World Championshipsのスポンサーとなる。
SPUマイスターと
して表彰される
ロバート・グッド
マンセン(右)
MC Rohmann

2000〜 トップへ戻る

2000
  • ヨハン・ゼバスティアン・バッハ逝去から250周年を記念し、新型のMC Kontrapunkt b、Kontrapunkt aを発表。 その後2003年に、これとあわせて「BACH Kontrapunktシリーズ」となるMC Kontrapunkt cとMC Kontrapunkt hを発表。
2003
  • 創立85周年を記念し、漆塗りの楓材シェルを使用したSPU 85 Anniversaryを発表。
  • 世界各国のDJからのリクエストに応え、クラブシーンとテクノミュージックに適したConcorde Eliktro/OM Elektroをリリース。
2004
  • MC Wシリーズ発表。MC 10W、MC 20W、MC 30Wの3種類を展開。
2005
  • 現代に至るまでのクラブシーンにおいて最も偉大なDJのひとりである、DJ Q bertとスポンサー契約を締結。Q bertの監修の下、地響きのような低音を誇るConcorde Q bertとOM Q bertを開発。
  • 高出力タイプのSPU Synergy GEを発表。
2006
  • B to B部門が熱可塑性エラストマー(TPE)製品の生産規模を拡大。
2007
  • 新たにデザイン、設計されたMMカートリッジの2Mシリーズを発表。
  • 新生トーンアームシリーズ、AS-212/309S、RS-212/309Dを発表。

オルトフォン創業90周年

2008
  • 新開発の技術をふんだんに盛り込んだ、MC Windfeldを発表。30年以上にわたってオルトフォンのチーフエンジニアを勤めたペア・ウィンフェルド氏に捧げられたモデル。
  • MC Kontrapunktシリーズの後継機種にあたる、MC Cadenzaシリーズ発表。
  • SPU 90 Anniversary、MC A90を発表。SLMによる製造技術を活用し、迅速な生産を行うための道筋をつける。
  • ST-80 MC昇圧トランスを発表。
Kontrapunkt b
2M Series
SPU 90th Anniversary

2010〜2015 トップへ戻る

2010
  • 新型DJカートリッジS-120を発表。革新的な特許技術を用いて、DJのパフォーマンスに最高の自由度を提供するように設計された。
  • DJ部門の対市場戦略が、デンマークで最も権威あるマーケティング賞「HBH marketing award」を受賞。この賞は革新的なマーケティング戦略を持つ企業を対象とし、これまで授与されてきた。
  • B to B部門を独立させ、「Ortofon Microtech A/S」を設立。補聴器産業へ参入。
  • TA-110 トーンアームを発表。オルトフォンの誇る特殊ゴムをアームパイプの制震に使用、不要共振の排除を目指した。
2011
  • ユニバーサルタイプのコネクターを備え、発電機構とシェルが一体となった高性能カートリッジ、MC Xpressionを発表。SPUタイプとサイズ・重量面での互換性を持たせたハイエンドカートリッジ。
  • 12インチのトーンアームTA-210を発表。共振対策のために様々な技術を用いて設計された。
  • ST-80SE MC昇圧トランスを発表。
  • ハイエンドヘッドシェルのLH-10000を発表。不要共振を低減させる特殊なダンピング技術を採用。
  • MC Annaを発表。現代のオルトフォンがもてる最新の技術を用い、自社の理想を具現化させたカートリッジとして開発された。
2012
  • 2Mシリーズの現代型モノラルカートリッジとして、2M Monoと2M 78を発表。

オルトフォン創業95周年

2013
  • 2Mタイプのシェル付属モデル、2M PnPシリーズを発表。
  • 補聴器産業に向けた骨伝導ユニットの製造を開始。
  • 新型のMC Qシリーズを発表。
2014
  • HINMICO(The High throughput INtegrated technologies for Multimaterial functional MIcro COmponents)プロジェクトに参加。
  • SPU 95 Anniversaryを発表。
  • 「The Beatles In Mono」LP Box発売を記念し、2M Mono SEを発表。
2015
  • オルトフォン創業95周年を祝し、新たにMC A95を発表。
  • 2008年にスタートしたSLMを用いた大量生産技術が評価され、「DTI (Danish Technological Institute)awardの“3D Print Series Production Prize 2015”を受賞。
  • 同年4月27日、これまでのオルトフォンの功績と地域社会への大きな貢献を称え、デンマーク首相ヘレ・トーニング=シュミット氏(当時)が工場を視察。
トーンアーム
TA-110
MC Anna
Bone Conductor
MC A95

2016〜 トップへ戻る

2016
  • 医療機器用プラスチック・ゴム・金属部品の製造、骨伝導ユニットの製造における品質マネジメントについて、ISO 13485規格の認証を取得。
  • ヨーロッパ最大の研究・革新的開発を促進するイノベーションプログラム「Horizon 2020」に参加。
  • SPU#1 SおよびSPU#1 Eを発表。丸/楕円針の両方をラインナップした、SPUの世界を最初に味わうにふさわしい入門機。
  • RSG-309トーンアームを発表。ダイナミック/スタティックの両方を兼ね備えた画期的な製品。
  • HINMICOプロジェクト完了。
  • MCトランスST-7を発表。
  • ヘッドシェルLH-4000を発表。
  • MC Q30をマイナーチェンジ、MC Q30Sとなる。
  • 精密デジタル針圧計、DS-3を発表。
  • Ortofon TEST RECORDを発表。
2017
  • 新時代のリファレンスとなるオーディオケーブル、「Reference Series」を発表。
ST-7
Reference Series