ortofon JAPAN CO,LTD.

SPU Synergy

0.5mVの出力で、シリーズの中で最もパワフルなSPU

SPU Synergyは、ロバート・グッドマンセンの後継者で次代のチーフエンジニアとなったペア・ウィンフェルドの手によって完成した、シリーズ最高の出力電圧0.5mVを誇るハイパワーなSPUです。カートリッジの出力電圧が高いということは、単に音量がというだけでなくサウンドの力感も増すことを意味します。そのため、Synergyの音色はSPUシリーズ随一のエネルギッシュさを誇ります。
なお、SPUシリーズが伝統的に低インピーダンスであるのは周知のことですが、これはカートリッジ内部で発電を行うコイル巻線のターン数(コイルを巻いた回数)を少なくして巻線の長さを短く抑えることでコイルの抵抗値を下げ、同時に高域特性を維持することを目的としています。またそれだけではなく、振動系(スタイラスチップ、カンチレバー、コイルとその巻芯であるアーマチュアなどの可動部分の総称)を軽量化させ、結果として針先の感度が上がることも期待できます。
しかしコイル巻線のターン数が少ないと、カートリッジの出力電圧を上げることは非常に困難です。この原則に対処すべく、ウィンフェルドは強力なネオジウム・マグネットを使用し、発電効率にも優れた本機専用の磁気回路を開発することでこれを克服しました。力感を必要とする金管楽器や大編成のオーケストラ、ビックバンドなどに対しては、最もパワフルなサウンドを特徴とするこのSynergyをお勧めします。


※写真や図版の色彩は、画面上の表示の関係で実際とは若干異なる場合がございます。また、規格・仕様・デザイン・価格の一部を予告なく変更することがありますのでご了承ください。

●出力電圧:0.5mV ●周波数特性:20Hz-20,000Hz +/-2dB ●ダイアモンド針:Nude Elliptical ●カンチレバー:アルミニウム ●適正針圧:3.5g ●自重:28g  ●JAN:5705796240214
定価
¥258,000(税別)
(税込¥283,800)

SPU Synergyの開発者、Per Windfeld氏