ortofon JAPAN CO,LTD.

MC A Mono

―最高のモノラル用MC誕生。「MONO」の概念を一変させる、MC A Mono―

2018年に創立100周年を迎えたオルトフォンは、新時代の象徴となるダイアモンド・カンチレバーのフラッグシップカートリッジ「The MC Century」と「MC Anna Diamond」を発表。その驚愕のサウンドは、まさにアナログオーディオの今後100年に向けた指標として語り継がれていくことでしょう。

そしてオルトフォンが次なる目標として掲げたのは、「MONO」の至高を示すこと。

モノラルLPの黎明期である1940年代よりカッティング・マシンのカッターヘッドや、レコードの大元となるラッカー・マスターの検聴用、放送局での再生用カートリッジを開発・生産していたオルトフォンは、この時勢下にありながらも数多くのモノラル用カートリッジを今なお生産し続けています。モノラルの魅力を誰よりも知っているからこそ、この文化を後世に伝えていきたい。そして現行製品を超える究極のモノラルMCカートリッジを生み出して、モノラル盤に秘められた信号の細かいニュアンスを全てピックアップし、そのポテンシャルを世に示したい。こうして、自身も熱烈なモノラルファンであるチーフエンジニアのライフ・ヨハンセン博士の切なる願いにより、MC A Monoは誕生しました。

●出力電圧(1kHz,5cm/sec.):0.2mV ●周波数帯域(-3dB時):10Hz-50,000Hz ●周波数特性(20Hz-20,000Hz):+2dB/-1dB ●トラッキングアビリティー(315Hz、適正針圧下):90μm ●水平コンプライアンス:13μm/mN ●スタイラスタイプ:Special polished Nude Ortofon Replicant 100 ●スタイラスチップ半径:r/R 5/100μm ●カンチレバー素材:ボロン ●適正針圧:2.3g ●トラッキング角度:23° ●内部インピーダンス:7Ω ●推奨負荷インピーダンス:10Ω以上 ●コイル線材:オーキュラム ●カートリッジボディー素材:SLMチタニウム ●自重:6g ●JAN:5705796235487
定価
¥570,000(税別)
<2020年1月発売予定>

Ⅰ.モノラルカートリッジ初、SLM成形によるチタンモノコックボディ

MC A Monoのボディ製作にあたっては、オルトフォンが上級機種に用いているSLM(セレクティブ・レーザー・メルティング)テクノロジーを用い、ソフトウェア制御されたマシンでチタン粉末をレーザー焼結してゆく三次元的な立体成型を行っています。ヘッドシェル取付ネジの穴でさえ完全一体成型のモノコックボディは、振動系やマグネットを強固に固定し、特徴的なスケルトンタイプのデザインにより外観上のシンプルさはもちろん、
カートリッジ自体の質量も徹底的に軽量化。本体重量6gという、現代にあっては珍しい軽量なハイエンドカートリッジです。そしてこのモノコックボディの裏面にはTPE(サーモ・プラスティック・エラストマー)と呼ばれる軟質素材のダンピング材が取り付けられ、カートリッジ内部のワイヤーを保護するとともに複合素材の併用により完璧な防振がなされ、不要共振はシャットアウトされてピックアップされ信号の純化に大きく貢献しています。

Ⅱ.AucurumのMCコイルとボロンカンチレバー、WRDシステム

本機のMCコイルには6N高純度銅線に金メッキを施した「Aucurum」と呼ばれる導体を採用。金メッキを施した導体特有の柔らかいサウンドは、高解像度・ワイドレンジながら硬質になり過ぎない品位の良さをもたらします。また、非常に高い剛性とサウンドの伝達速度を誇るボロンカンチレバーにより立ち上がりが早く、音の滲みを感じることはありません。また、オルトフォン独自のWRD(ワイド・レンジ・ダンピング)システムは本機にも採用されています。振動系を支えるダンパーゴムを高域用・低域用で前後に分割し、間にプラチナのディスクを挟むことで不要な共振を抑え、高いトラッキング性能を実現しています。

Ⅲ.限りなく空芯に近いアーマチュアとFSE

Aucurumのコイルが巻かれた十字型のアーマチュアには、通常の鉄よりはるかにマグネットの影響を受けない特殊合金素材を採用。強力なリング状のネオジウムマグネットからの磁力に左右されることなく、正確に盤の音溝をトレースすることが可能です。そして、このリング状のマグネット内周にはFSE(フィールド・スタビライジング・エレメント)と名付けられた導電素材の円筒が取り付けられており、これによりマグネットがアーマチュアに及ぼす磁気の影響を排除、トレース時の動作によってよって発生する歪みを最小限に抑えています。

Ⅳ. モノラル初、特殊研磨されたオルトフォン・レプリカント100の採用

モノラルカートリッジでは初となる、上級モデル専用に特殊研磨されたオルトフォン・レプリカント100をスタイラスチップに使用。レコード盤のマスターとなるラッカー・マスターの溝を刻む際に使用するカッティング・ヘッドの針先形状に最も近く、数多あるスタイラスチップの中で最も盤溝との接触面積が多いため、細かな信号も逃さず読み取ることができる究極のスタイラスです。このスタイラスの採用により、これまで聴くことのできなかった非常にハイエンドなモノラルサウンドをお楽しみ頂けます。


至高のモノラルカートリッジとして誕生した、MC A Mono。かつての銘盤から復刻・新規プレスに至る全ての「Mono」を、常識を覆す高解像度・ワイドレンジなサウンドでぜひともご体感ください。


※写真や図版の色彩は、画面上の表示の関係で実際とは若干異なる場合がございます。また、規格・仕様・デザイン・価格の一部を予告なく変更することがありますのでご了承ください。