最新号『analog vol.87』(音元出版)にて、オルトフォンの最新カートリッジ「MC 90X」をはじめ、SPUシリーズ、専用サブウェイト「OP-1200-SPU」、カートリッジシェルスタンド「CK-1」、超音波レコードクリーナー「Degritter Mk II」など、多数の製品が紹介されました。
■ MC 90X 特集(寄稿:福田雅光氏)
2025年に登場した最新モデル「MC 90X」が、オーディオ評論家・福田雅光氏により特集されています。
本モデルは、オルトフォン独自のSLM(Selective Laser Melting)技術を用いたスケルトンフレーム構造を採用。
不要共振を排除し、スタイラスやカンチレバー、コイルの取付け精度を高めたことで、圧倒的な情報量と安定感のあるサウンドを実現しています。
また、開発責任者ライフ・ヨハンセン氏へのインタビューも掲載され、製品に込められた技術的思想や開発ストーリーが語られています。
■ Degritter Mk II 特集(寄稿:井上千岳氏)
超音波式レコードクリーナー「Degritter Mk II」については、オーディオ評論家・井上千岳氏による詳細レポートが掲載されています。
4基の超音波発振ユニットと全自動の洗浄・乾燥機能に加え、
洗浄時間や水温、洗浄回数などのカスタマイズも可能な本機は、操作性と洗浄性能の両立を実現。
実際の使用後には、「ノイズの減少」「音の見通しの良さ」「音場の広がり」といった音質的向上が感じられるという、
アナログファンにとって注目のレコードクリーナーとして紹介されています。
■ SPU GTX/GTX E 試聴レビュー(寄稿:炭山アキラ氏)
オーディオ評論家・炭山アキラ氏による寄稿記事では、テクニクスの現行プレーヤー SL-1300G および SL-1200GR2 を使用して、SPU GTX/GTX Eの試聴レビューが行われています。
重厚で力強い音像と、繊細なニュアンスの再現性を兼ね備えたサウンドが高く評価されており、
重量級カートリッジの性能を最大限に引き出すための専用サブウェイト「OP-1200-SPU」の有効性にも触れられています。
また、SPU Synergy、Classic GE MKⅡ、GTE105 といった各モデルの音の個性についても詳細に語られ、SPUシリーズが持つ豊かなサウンドバリエーションと表現力が紹介されています。
さらに、カートリッジの保管や展示に便利な純正アクセサリー 「CK-1」 も取り上げられ、
そのデザイン性と高い実用性が、アナログリスナーに向けておすすめされています。
■ analog Grand Prix 2025 受賞製品も多数掲載!
本号では、「analog Grand Prix 2025」において、以下のオルトフォン製品が受賞製品として選出・掲載されています
SPU GTX/GTX E(Gold Award)
Concorde Music Black LVB250(アナロググランプリ)
Record stabilizer(アナログアクセサリー賞)
Degritter Mk II(アナログアクセサリー賞)
製品の試聴レビューや技術解説を通して、オルトフォンの音づくりの思想や開発哲学に触れられる貴重な特集です。
ぜひ誌面にてご覧ください。
【掲載誌】『analog vol.87』
【出版社】音元出版
【発売日】2025年4月3日
【掲載ページ】42–43ページ、70–71ページ、87ページ、91ページ、93ページ、116–119ページ(全191ページ)
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