ortofon JAPAN CO,LTD.

アナログオーディオ大全

2026.02.16
ヘッドシェル
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SH-2・SH-4シェルのリードワイヤー交換について

本ページでは、レコード針(カートリッジ)再生に用いるヘッドシェルのうち、オルトフォンのSH-2およびSH-4でリードワイヤー交換を行う際の注意点について解説を行います。


リードワイヤーのカートリッジやヘッドシェルへの取り付け・交換の方法や、取付ネジについて解説したページもありますので、先に「リードワイヤーの交換方法について」「レコード針のヘッドシェル取付方法について」「カートリッジのヘッドシェル取付用ネジについて」「ヘッドシェルについて Vol.1 基礎編」のお目通しをお勧めします。

リードワイヤー交換の方法について

リードワイヤーの取付位置

レコード針(カートリッジ)は、トーンアームとの脱着を容易とするための部品であるヘッドシェルに取り付けて使用することが一般的です(ヘッドシェル一体型カートリッジなど、例外もあり)。

この場合、ヘッドシェルとカートリッジ本体の間を結ぶワイヤーが必要となります。このワイヤーをリードワイヤー(上図参照)と呼び、これを交換することでアナログ再生のクオリティをより向上させたり、音色を変化させたりすることができます。

リードワイヤーの交換方法については、下の弊社公式YouTubeチャンネルをお目通しください。

なお、リードワイヤーについての詳細は、別ページ「リードワイヤーの交換方法について」「リードワイヤーについて Vol.1 導体素材編」「リードワイヤーについて Vol.2 接続端子編」をあわせてお目通しされることをお勧めします。

Ⅰ.SH-2とSH-4シェルの端子直径について

ここから、当ページの本題であるSH-2とSH-4ヘッドシェルの端子に関する注意点を述べてゆきます。

SH-2およびSH-4ヘッドシェルのリードワイヤー接続端子は、DJ用途での使用も想定して端子のピンを直径1.2㎜の太いものとしています(LHシリーズの端子は直径1.0㎜)のため、交換などに伴って新しいリードワイヤーを取り付ける際は、その端子を広げるなどしてヘッドシェル側の端子直径に適合させる必要があります。なお、オルトフォン製品ではカートリッジをヘッドシェルに装着した2MおよびVNLのPremountシリーズがありますが、これにはSH-4やSH-2ヘッドシェルが用いられています。同シリーズのリード線交換を行う際も、本ページを参照されることをお勧めいたします。

またオルトフォン製品に限らず、他社製品でヘッドシェル端子が1.2㎜径となっている場合も同様です。この方法や注意点については、以下に述べてゆきます。

Ⅱ.リードワイヤー端子側の処置について

先に述べたとおり、SH-2およびSH-4ヘッドシェルのリードワイヤー取付端子は直径1.2㎜となっています。これに対し、オルトフォンのLW-800S、LW-7N、LW-6N、LW-3Cリードワイヤーの端子は、カートリッジ側1.2㎜、ヘッドシェル側1.0㎜となっています。

Ortofon LW-800S、7N、6N、3Cの端子直径

これはオルトフォンのLHシリーズのヘッドシェルに適合させたもので、LHシリーズのヘッドシェルにLWシリーズのリードワイヤーを取り付ける場合は問題なく嵌合させることができます(状況に応じて、調整が必要な場合もあります)。

Ortofon LH-9000ヘッドシェルのリードワイヤー取付端子(直径1.0㎜)

このため、SH-2およびSH-4にLWシリーズのリードワイヤーを取り付ける場合は、リードワイヤーのヘッドシェル側端子(直径1.0㎜)を広げる作業が必要となります。

これについては、下の弊社公式YouTubeチャンネルや別ページ「リードワイヤーの交換方法について」をお目通しの上、方法を理解してから作業を行ってください。





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